肝臓によい食べ物について2

○オルニチンについて

 

人の体内にはアミノ酸の一つであるオルニチンが存在しています。
オルニチンは主に肝臓で活躍し、肝臓の働きを正常に保つ役割をしています。
また、体の疲労を回復する役割もあると言われています。

 

肝臓の中でオルニチンは、「オルニチンサイクル(尿素回路)」と呼ばれる部分で仕事をしています。
ここでオルニチンは効率よくアンモニアを分解、解毒して尿に変える手助けをしているのです。
オルニチンが体内にたくさん存在していると、素早くアンモニアが分解されるため、肝臓への負担が激減しみあす。

 

さらに、オルニチンにはアルコースを摂取しすぎたために起こる疲労を、改善する効果がある事も認められています。
もちろんオルニチンは体内でも生成されています。
とは言え、その量はごくわずかです。
その為、食事やサプリメントからオルニチンを効果的に摂り入れることは大変重要なことなのです。

 

オルニチンは特にしじみに多く含まれている成分ですが、他にもキハダマグロやヒラメ、チーズやパンにも含まれています。
これらの食材はお酒の場で良く見かけるおつまみです。
昔から、これらがアルコールの分解を助けるという事が知られていたのでしょう。
二日酔いに効くといってシジミの味噌汁を飲む方も多いですが、これも理に叶っているといえます。

 

とは言え、毎日毎日シジミを食べるのは難しいですよね。
やはり、オルニチンはサプリメントとして外から摂取してあげることがお勧めです。

 

○ウコンについて

 

ウコンは、二日酔い防止のためにアルコールを摂取する前後に飲まれる方が多いと思います。
確かに、ウコンを飲んでおくと深酒しても明日に響かないとか、翌日の二日酔いが緩和されるという話はよく聞かれます。

 

ウコンは、ショウガ科の多年草です。
国産のウコンは、沖縄や種子島、石垣島、屋久島、奄美大島、鹿児島など暖かいところで栽培されています。
ウコンの中には1000種類を超える成分が含まれており、その中の主成分であるクルクミンが肝臓の働きを助け、肝臓でアルコール成分を分解するのを助けます。
その為、体内に入ったアルコールの分解速度が高まって二日酔いを防止しているのです。

 

ウコンはドリンクで飲まれる方が多いようですが、その味はスパイシーでカレーに似ています。
古くから日本人はウコンをカレー粉に混ぜて使っていました。
今でもカレーのルウにはウコンが含まれています。
また、着色成分として使用されることもあり、たくわんの黄色などはウコンで着色されています。
身近なところで意外とたくさんウコンが使用されているのです。
また、殺菌作用が高いウコンは、胃腸や十二指腸などの殺菌をする役割もあります。
心筋梗塞や心臓病、ガンや動脈硬化の予防もできると言われ、古くから健康食品の一つとして多くの人に親しまれていました。