肝臓によい食べ物について1

肝臓は人が生命を維持するのに大切な役割を果たしています。
「肝臓は沈黙の臓器」とよく言われますが、そんな大切な臓器でありながら、ダメージを受けてもそれを知らせずに黙々と働き続けます。
痛みのように自覚症状が全くないため、気づいた時には病状がかなり悪化してしまっているという方がたくさんいらっしゃいます。
その為、日常生活で肝臓を労わることを心がけなければなりません。

 

私たちが日常生活で気を付けられることと言えば、まずは食生活の見直しです。
肝臓によい食べ物として、牡蠣、ウコン、牛乳、大豆、ゴマ、ニンニク、シジミなどがあげられます。
私たちの食生活でも良く見かける食材が多い為、心がけていればきちんと摂取することができる食材です。
中でも、牡蠣やしじみにたくさん含まれている「タウリン」という成分は、肝臓にとても良い働きをすると言われています。

 

タウリンの主な働きは、血中のコレステロール値を下げる事です。
タウリンは胆汁酸を分泌し、これがコレステロールを下げます。
また、タウリンは血中の酸素の働きを助ける為、飲酒後などはアルコールの分解を助けます。
アルコールは肝臓への負担がとても大きいため、タウリンの働きは重要なものと言えるでしょう。
「二日酔いの時はシジミの味噌汁が良い」と言われますが、これがその所以ですね。
他にも、腎臓や肝臓の毒素をろ過する機能を上げてくれたり、肝臓にたまってしまった中性脂肪を排出する役割もあります。

 

これだけ見るとタウリンがいかに肝臓に良い食べ物かという事がわかります。
牡蠣やしじみは定期的に食卓に並んでいると良いですね。

 

そして、肝臓に負担をかける為食べ過ぎには注意し、暴飲暴食は避けましょう。
アルコールも肝臓への負担が多い為、毎日お酒を飲んでいる人でも週に1度は一切飲まない日を作りましょう。

 

○タウリンについて

 

タウリンがいかによい働きをしているかは上記でも述べましたが、タウリンや牡蠣やしじみだけでなく、貝類やイカ、タコなどの魚介類にも含まれています。

 

お酒を多く召し上がる方は、脂肪肝という診断を受けたことがあると思います。
タウリンは、この脂肪肝にとても良い働きをします。
タウリンには、肝臓に溜まってしまった中性脂肪を体外に排出していく働きがあるのです。
さらに、アルコールの分解を早めますので、二日酔いを防止するドリンクなどにはタウリンが多く含まれています。
アルコールが早く分解されて体外に排出されれば、肝臓への負担も減ります。

 

その他にも、肝細胞の再生や細胞膜を安定にしたり、胆汁酸を分泌して血中のコレステロールを下げるような働きもあります。
インスリンの分泌も促し、女性に多いむくみの改善や、動悸・息切れの改善、血圧を下げるなどの効果も報告されています。
その為、タウリンは肝臓への働きだけでなく体全体に良い働きをすると言ってよいでしょう。
最近ではダイエットにタウリンを使用すると良いという事も話題になっています。

 

タウリンは体内でも生成されています。
ところがその量はごくわずか。
その為、食べ物やサプリメントで効果的に補っていく必要があるのです。
肝臓の働きを正常に保つためにも、タウリンが豊富に含まれた食材を摂取することは重要です。
とはいえ、サプリメントでタウリンを飲んでいるからと言って暴飲暴食も許されるというわけではありません。
アルコールの摂りすぎは肝臓にも体全体にも良くありません。